Netflix専用キーボードにOLEDを付ける

最終更新日

Netflix 専用キーボードをもうちょっと改善。

以下の続き

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2021.09.25

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スライドスイッチでMOD切り換えできるので、それをOLEDに表示してみる。

OLED

お馴染みI2Cで128×32 の解像度、 SDD1306

I2CのOLED液晶 SSD1306 を使ってみる

I2CのOLED液晶 SSD1306 を使ってみる

2020.12.06

配線

サンプル

QMKのプログラム上、 I2C は5番と6番に割り当てられている。

  • SDA: 5番(PIN2)
  • SCL: 6番(PIN3)

su210

最初に。基板の表側にPro Microを配置してその上にSSD1036をおく自信がなかったので、わざと!(うっかり) Pro MicroのPINをが逆向けにして、Pro Microは基板の裏にした。

まず、基板の表のVCCとGNDを勝手知ったる4極コネクタから引っ張る

SDA/SCL は、コードを表側で配線を半田付けしてから裏側に回して、SSD1306のPINにハンダ付け。

動いてるのが奇跡ようなハンダ付け。。。

プログラム

OLEDにテキストを表示させることもできが、やっぱりピットマップ。

rules.mk

rules.mk ファイルに以下の記述を足す

OLED_DRIVER_ENABLE = yes
OLED_DRIVER = SSD1306

bitmapデータ

keymap.c に OLED制御用のhook関数 oled_init_user() , oled_task_user() を記述する。

#ifdef OLED_DRIVER_ENABLE
oled_rotation_t oled_init_user(oled_rotation_t rotation) {
    return OLED_ROTATION_180;
}

void oled_task_user(void) {
    static const char PROGMEM qmk_logo[] = {
        // 'basic1', 128x32px
        0x7f, 0x7f, 0x7f, 0xff, 0xff, 0xff, 0x1f, 0x1c, 0x9c, 0x9f, 0x9f, 0x1f, 0x1f, 0x1c, 0x1c, 0x1f,
        0x1f, 0x1f, 0x1f, 0x1c, 0x1c, 0x1f, 0x1f, 0x1f, 0x1f, 0x1c, 0x1c, 0x1f, 0xff, 0xff, 0x7f, 0x7f,
        0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff,
        0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff,
        0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff,
        0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff,
        0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff,
        0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff, 0xff,
... 32行分
    }
    oled_write_raw_P(qmk_logo, sizeof(qmk_logo));
}

プログラムとしては、pixelのhexデータを作って、 oled_write_raw_P で設定するだけ。が、hexデータを作るのが意外と面倒。

  1. 128×32 の白データ作成
convert -size 128x128 xc:white netflix.png
  1. mac のpreviewでミチミチ作る。

  1. Webサービスでデータに変更

Generate code ボタンを押してできたデータを上記のコードに貼り付ける。

bitmapの切り換え

前回やったようにグローバル変数 layer_state によって、ビットマップを切り換える。

#ifdef OLED_DRIVER_ENABLE
oled_rotation_t oled_init_user(oled_rotation_t rotation) {
    return OLED_ROTATION_180;
}

void oled_task_user(void) {
    static const char PROGMEM qmk_logo[] = {

...

    if (layer_state == 0) {
        // uprintf("OLED: layer: logo left %u\n", layer_state);
        oled_write_raw_P(qmk_logo, sizeof(qmk_logo));

    } else {
        // uprintf("OLED: layer: logo2 right %u\n", layer_state);
        oled_write_raw_P(qmk_logo2, sizeof(qmk_logo2));
    }
}

#endif

keymap.c 全部だとこんな感じ

3Dモデル

ケースを作って、完成。

ちょっと修正。OLEDのための細かい作り。上下はきっちり、横はOLEDの基板があるので解放。

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