M5StickC をCatalina で使う

最終更新日

M5StickCは、小さな筐体に全部入りの使えるArduino。

M5StickC ESP32-PICO Mini IoT Development Kit

フィンガーコンピューター というらしい。

日本だとスイッチサイエンスさんが付属品込みで 1,980円で売ってる。

M5StickC

去年の夏に買って、会社のサーバルームの温度測ったり、自宅の温度測りつつスマートホームの照明スイッチにしてたり、使い勝手がとってもいい。

問題発生

会社のguest用Wifiのパスワード表示器を作ろうと、ひさしぶりに開発環境(Arduino IDE)からプログラムが書き込めない。

Sketch uses 676450 bytes (51%) of program storage space. Maximum is 1310720 bytes.
Global variables use 40152 bytes (12%) of dynamic memory, leaving 287528 bytes for local variables. Maximum is 327680 bytes.
esptool.py v2.6
Serial port /dev/cu.usbserial-5152D99B45
Connecting........_____....._____....._____....._____....._____....._____.....____An error occurred while uploading the sketch
_

A fatal error occurred: Failed to connect to ESP32: Timed out waiting for packet header

Catalinaにしてからそこそこ面倒なことはあったけど、これは。。。

対応

先人の智恵をググる。

macOS Catalina で M5StickCに書き込みできない

結論からいうと、手順は2つ。

USBのドライバを最新にする

SILICON LABS のサイトで、最新のドライバーをdownload & install & 再起動する。

CP210x USB – UART ブリッジ VCP ドライバ

改訂履歴によると、2019/12/13 にCatalina対応してるようだが、これだけでは足りなかった。

Version 5.2.4
    Corrects a compatbility issue with MacOS 10.13 and earlier.

M5StickC 本体のG0とGNDをジャンパでつなぐ

G0 と GND をつなぐと、M5StickC は強制書き込みモードとなるらしく、これが効いた。

が、プログラムをinstallする度に毎回以下の電源入れ直し作業が必要。

  1. G0 と GND をジャンパーでつなぐ

  1. Arduino IDEでcompile & upload する
  2. G0 と GND をつなぐジャンパーをはずす
  3. M5StickC の電源長押し(6秒)で電源OFF
  4. M5StickC の電源押し(2秒)で電源ON

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